C++20 Calender and timezone library
- 2018/03/27 01:50
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本エントリは, 元々 P0355R5 を参考にまとめを行った記事であるが, その後 P0355R7 で
sun
といった曜日を表すリテラルが全てSunday
,may
といった月を表すリテラルが全てMay
といった形式に変更され, またこれらとstd::chrono::last_spec
型のlast
1がstd::literals::chrono_literals
名前空間下からstd::chrono
名前空間下に移動された.system_clock::to_time_t
とsystem_clock::from_time_t
を Deprecated としていたが, Deprecated でなくなった.
といった他に, 細かい文面の改修や, constexpr
がつけられるなどの変更が加えられたため, 本エントリにおいても,
それに従い該当箇所を改変している (差分を示すことも考えたが, ただ見難くなるように感じたため,
そのようなことはしなかった).
これらの変更には対応したつもりだが, 細かい厳密な記述に関しては,
やはり P0355 の最新リビジョンを追って確かめてほしい(そして, 間違った箇所があれば指摘くださると嬉しい).
要旨
先週, 米国フロリダ州ジャクソンビルで ISO C++ 委員会によって, C++技術仕様(TS, 実験的機能ブランチ) と次の国際標準(IS) C++20 に関する作業が行われた. 同会議で Reddit で紹介されているように, C++20 にいくつかの機能が追加された. そのうちの 1 つである, Calender and timezone library に関する新機能, 概要のメモ.
- 全機能の網羅性を主軸としたエントリではない(が, 独断と偏見により重要に感じた内容は結果的に網羅してしまっている部分もある)ため注意
- 以下, 特に断らない限り, 全てのコード片において
using namespace std::chrono;
,using namespace std::chrono_literals;
がされているとする. - 以下, 特に断らない限り, 各コードブロック以外で言及される
内容
といった記述については, 名前空間std::chrono
を省略する.
ハローワールド
- 2018/03/23 01:50
ブログを移転した
これまでは約二年ほど はてブロに, メモや学習ログなどを投稿し, 利用させて頂いていたが, の記述においてはてブロ固有の独特な記法を必要とされることがあり, これらの点で 少し不便に感じていたので, 新たにブログを立ち上げこちらに移転することとした. このブログは github pages でホスティングされており, Pelican という Static site generator によって成り立っている. またテーマは, nikhil-theme をフォークして利用させて頂いている.